ほんとに賢い!VW POLO TSI。 |
これで約一月少々POLO TSIに乗っているのですけど、乗れば乗るほど賢さに驚きます?
メルセデスワゴンに乗っている友人のTAOさんが、社用車として使い街中でも高速でもまったくひけを取らないと絶賛していた車。
走りはまさにその通りでしたが、まず驚いたのがこれ、パネルの照明です。
エンジンキーを捻るとパネル真ん中にある燃料計やコンピューター情報が光るのですが、これと一緒に両サイドのタコメータとスピードメーターの照明も点灯します。
まあ昼間メーターは点灯しなくても見えるのですが、こちらの方が見やすいことは確かです。
ところがある日夕方走っていると、どうやらこのメーターの照明が薄暗くなったり、まったく消えたり、また点いたりするのです。
「これは故障だな!」と思いましたが、翌日の昼間に乗るとちゃんと点灯したままです。
もしかして、と思いそれから色々実験してみました。
症状が出るのは夕方、そして注意しているとトンネル内とか暗い室内パーキングにはいった時も消えるのです。
そうなんです。このメーターのライトは実はあたりが暗くなると消えるのです!
もちろんスモールでもライトスイッチを捻ればメーターも再び点灯します。
ご推察のとおりです。おお!なんと賢い!
あたりが暗くなるとランプを点灯しなさいと点灯を促すのです!そのために消えるんですね。
そんなセンサーがあるなら消さないでライトを自動点灯させろよな、などと野暮な事を言ってはいけません。
あくまで自分の判断にまかせて操作をさせる、これがドイツ人の考え方なのです。たぶんね?
なんでも機械まかせにする日本人とは随分と感覚が違います。とすっかりその賢さに感心しては見た物の、それにしてもね・・・・。
さてそんな些細な事はともかくとして、次なる賢さはDSGです。これはずるずると粘着させてギアを繋ぐトルコンとは違い通常のギアを自動的にクラッチを切ってシフトするという装置なので、トルコンと違いダイレクトにつながる分だけ効率が良いそうです。
しかも昔のトルコンは4速とか5速なのに、このPOLOのDSGは何と7段もギアがあるのです。
ガソリン代も高騰している折、そんな事とはあまり関係なく、ここ数年は足の裏の筋肉がつってしまうほどの微妙なアクセルワークでエコドライブに徹している僕ですが、POLOが来る前はこの7段DSGを駆使して(手動にも切り替わります)さらなる秘術をつくそうと思っていたのです。
ところが実際に運転してみるとこのDSGの動きの速いこと早いこと。
なかに魔法の小人がはいってギアチェンジをしていたらとても間に合わないような素早さです。
シフトアップしようかと待ち構えているうちにトントンと勝手にシフトアップしていくその速度には、とても手動では追いつきません。
おとなしいアクセルワークでは2000回転まで回ることはほとんどなく、針はいつも1000をちょと上回る程度で止まっています。
なんせ時速40キロで早くも4速、60キロを超えると6速から7速に入っているのですから!
あまりに高いギアを選ぶので急加速などの時にはちょっともの足りない人もいるかもしれませんが、その場合は手動でシフトダウンするかもともとシフトをスポーツモードにするという選択もあります。
僕の場合は、そうっとアクセルを踏んで、1200ccのくせに馬鹿に強いトルクでちょっと歯を食いしばって加速して行くような我慢くらべのような変態運転?がむしろ快感です。
若かりし頃はレッドゾーンぎりぎりまでめいっぱい回していたというのに、これが年を取ると言うことなんでしょうかね。
そんな運転なので燃費は僕の運転する郊外と街中パターンでリッター14と15キロの間くらい、これに高速が入ると17~18キロくらいに伸びます。これが高速だけなら20キロくらいまで行きそうです。
立派な数値ですよね。そして評判通りに賢い変速機です。
次の賢さは気密性です?どこからも隙間風が侵入してくるようなラフさとはまったく無縁です。(まあそんな隙間風が入るような車がいまどきあるとも思えませんけど、たとえです。たとえ!)
ドアを閉めると耳が痛くなるような(これは正直大げさですけど)きちんとした作りが魅力的で、とてもBセグメントとは思えない作りの良さであることは確かです。
その証拠に僕は疲れてしまうとすぐ車の中で寝てしまうのですが、この寒い冬でも多少の陽光が差し込んでいればヒーター無しでも寒さを感じること無く心地よく寝ることが出来たのでした。
(もしかすると年を取って感覚が鈍くなっているためとも考えられますけど・・・・証拠にはなりませんね)
思えば遥か昔、ビートルの広告に水に浮いたビートルの写真を使ってその気密性をアピールしたものがありました。湖に落ちてもビートルだけはしばらく浮いているというわけです。
機密性の良さはビートル以来のVWの伝統なのかもしれません。
そのためかどうか走っている時の剛性感も実にピシーとしていて、小さい車に乗っているという事を忘れてしまいます。
極めて些細ですけど、欠点もあります。 それはヒーターが効くのが遅いことです。
以前のSAABは北欧の車だったせいかエンジンをかけてほんの数分で暖かい風が出てきます。
しかしPOLOはしばらく走らないと暖かい風にならないのです。北欧人に較べてドイツ人は我慢強いのかもしれません。
何かに我慢するということが美徳の一つならばこれも賢い性能の一つなのかも知れません!まさか!
というわけで走り出しにはいつもコートを着たままで乗っています。
その利点は降りる時コートを着る手間が省けるというものですが、欠点はヒーターが効きだすととても暑く感じることです。
何事にも利点と欠点があるものです。
最後にはやっぱりシートの良さに触れるべきでしょう。昔のことですが、腰痛に悩む人がそのシートのためだけにVWゴルフを選んだという話を聞いたことがあります。そのくらいVWのシートの良さは定評がありました。
今でもそのクオリテイが保たれているかというとちょっと疑問ですけど、たいていの車に較べて疲れないシートであることは確かです。SAABの作りのよいシートと較べても座り心地にまったく違和感がないのが不思議なほどです。
というわけでPOLOはただ黙々と走るだけでなく、色々と考えさせるメッセージまでも送ってくれるのです?
なんという賢い車なんでしょう!
VWも車種によってオートライトが設定されています。でもこれも良し悪しもあるんですが・・・
メルセデスなどは、ライトOffスイッチすらない車もありますよ。、
機密性の高さは、私も同様に感じてます。それに不慣れも手伝ってしょっちゅう半ドアになってしまいます
ヒーターは、最近の省エネエンジンは廃熱が少ないので、無理せずエアコンをお使いください。
それにしても、面白さんを始め、私の周囲はVWのTSIばかりなんですよ。
。
そこまで考えていなかったのですね。きっと。
これを書いた以降も暗闇を無点灯で走る車を数度みました
いっそのこと日本ではすべての車をオートライトにすればうす暗い黄昏時にも点灯する車が増えて良いと思います。面倒はあれど安全を優先するというポリシーは好きなんですけど。
追々読ませて頂きます。宜しく
セルフサイクル工房さんとは良いネーミングですね。ご自分で自転車を治せたりするんでしょうね。不器用なぼくはパンク修理さえ(練習しようと思いながらも)いまだやったことがありません。実際にパンクしたらBD-1畳んでタクシーか公共の乗り物で帰ってくるしかないでしょう。羨ましいことです。
戻す時は、チェーンをギヤーの中段に掛け、2個のプーリーにも掛ける、本体の長穴に車輪の両端をはめ込み、ギヤーの反対側からレバー付きのシャフトを突っ込む、続いてナットを入れ軽く締める(渦巻きバネを入れ忘れない)、タイヤとチェーンステー(チェーンと平行する左右の下部フレーム)の隙間に左右の人差し指を入れて車輪のセンターが出ている事を確認(隙間が合ってない時は車輪を少し動かす)、OKならばナットで締め具合を調整し、上向きにレバーを倒しロックする。尚、ブレーキゴムとリムの隙間が不揃いになった時は、ブレーキアーチに埋め込んだ3ミリ程のネジで調整可能(締めれば隙間が開き緩めれば狭くなります)。
*私流を文字で書くとこんな感じです、ムズカシイ、暇な時にお試しあれ。ネットで写真付きが沢山出てますね、またまたおせっかい爺でした。