まだまだフレッド・ハーシュにはまっています。 |
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2017年 04月 30日
元はふくちゃんで有名な漫画家の横山隆一のお宅だった場所です。おりから藤の花が満開でした。 ジャズピアニストである程度アルバムを集めた人といえば古くはフレデイ・レッド、やデユーク・ジョーダン、近場では(といってももう10年以上前ですか)ブラッド・メルドーくらいしかいないのですが、つい先日、横浜元町fufuのマスターに教えてもらったフレッド・ハーシュにはまだはまっています。 最初に教えてもらったのがビリー・ストレイホーン(A列車で行こうの作曲者)の作品集だったのですが、これが素晴らしくてすっかり気に入り、次に買ったのがカルロス・ジョビンの曲を集めたアルバムでこれにも感激、さらにリチャード・ロジャースとハーマンシュタインの曲ばかりを集めたアルバムを聞いてさらに好きになりました。なんといってもアルバムのコンセプトが良いではないですか。 ジャズピアニストというのはスタンダードの曲を良く演奏するのですが、思えば特定の作曲家の曲ばかりを一つのアルバムに収めることはあまり無いような気がします。いわゆるスタンダードといわれる曲を自作の曲の中にちりばめたり、もしくは有名な曲ばかりを集めたというのが多いのではないでしょうか。僕にとってはフレッド・ハーシュが作るアルバムの作曲家の選び方にはとても惹かれるものがあるのです。 ジョビンの曲だけの演奏を集めたアルバムもありそうで無いのですが、朱玉のスタンダードを作曲したこれまた今世紀最大の作曲家の一人リチャード・ロジャースの曲だけを集めたピアノ演奏のアルバムも結構珍しい気がします。 そんななかでもハーシュがアルバムにしたのはスタンダードの名曲としてジャズプレヤーに取り上げられることの多いロジャース&ハートのコンビの曲ではなく、ハートさん亡き後ハーマスタインとのコンビによるミュージカルの曲ばかりを集めたというのも興味深いことです。 こうやって3枚のアルバムを聞いてみてなんと歌心のある演奏だと思ったのはやはり間違いではなかったのです。なんといってもジョビンにしてもリチャードロジャースにしても格別美しいメロデイを作る人なのですから、それを選んだハーシュの演奏に歌心が無いわけが無いのです! 次にハーシュがサイドで参加しているギターリストのロイス・キャンベルのアルバムも聞いて見ました。この人はスタジオ・ミュージシャンとして活躍している人だそうで今まで聞いたことがありませんでしたが、演奏はいかにも職人芸といった派手さを抑えた渋いものです。ストリングスの入ったなかなか聴きやすいアルバムなのですが、やはりこのアルバムで光っているのはハーシュのピアノです。 さらに続いて購入したのがメンデルスゾーンにも同じタイトルのピアノ曲があるのですが、SONGS WITHOUT WORDS(無言歌)という3枚組のアルバムです。小さいオモチャのピアノを抱えて歩く雰囲気のあるなかなかおしゃれなモンクロ写真のジャケットです。一枚目がオリジナル曲、2枚目がジャズの名曲を集めたもの、そして3枚目がこれまた珠玉のスタンダード曲を沢山作っているコールポーターの曲を集めたものというのが嬉しいではないですか!ほとんどがソロピアノなのですがこれがまた良いのです。 オリジナル曲もとても美しく、ブラッドメルドーを思わせるような現代的な曲ですが、メルドーほど内側にどんどん入っていくような重々しさはなく、もっとリズミカルで骨太な感じが好ましく感じます。最近のピアニストの難しい理屈をこね回すような演奏とは違ってずっとシンプルに聞こえるのです。しかもスイングするのを忘れないのもよいではないですか! 今まで聞いてきた中では特にソロの演奏がとても気に入りました。 これは良いわい!と思って調べてみると彼のアルバムの沢山あること!どれを聞いて見たら良いかわからないほどです。 中でも僕の興味をひいたのがジュリアン・レイジとのデユエット盤でした。ジュリアン・レイジは僕が随分前にアメリカのナパの近くヒールズバーグのジャズフェスを見に行った時に聞いたジャズギタリストです。この時にはまだ高校生くらいだったと思いますが、周りの人が地元の出身で若いけれどすごいよ!と教えてくれました。 確かにすぐ最前列で聞いたその演奏は熱くエネルギッシュでとても印象に残るものでした。 そのジュリアン・レイジがハーシュと共演していたなんて!何という偶然でしょう。これはぜひ聞いて見なくてはなりません。 ついでと言って何ですが評判の良いホライゾンというピアノトリオのアルバムだって聞いて見たいではないですか!というわけでここしばらくはハーシュのアルバムを聞く機会が多くなりそうです。
by omoshiro-zukin
| 2017-04-30 21:05
| おもしろ音楽
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