ウイルソン・オーデイオのスピーカーで古いJAZZを聞く!コンピューターオーデイオはお得?(その1) |
予想していた通り、アナログに匹敵するような音が出てきた。
ありがとうございます。
そうなんですよね。半夏生という名前で有名なんですね。こんなの知らないのと笑われました!半分化粧しているように見えるというのもその由来らしいです。ブログの方も訂正しておました。
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2017年 06月 22日
もはや無くなろうとしているCDにしがみついている僕には、最近はやっているコンピューターオーデイオというのは皆目見当がつきません。
ところが知人のKさんはレコード(しかもオリジナル盤にこだわり続けている)で50年代の半ばから、60年代の初めまでという極めて短い期間の間のジャズしか聞かないという凝った人なのですが、最近そのコンピューターを使ったオーデイオを楽しんでいるというのです?
しかも彼によると今までCDプレヤーだと聞きつらくて聞けなかったのが、コンピューターを使う事によって随分と聞きやすくなったというのです(いままでの彼はCDはもっていましたが、実際に聞くのは99%レコードばかりだったのです) あまつさえ自分の持っているレコードをDSDで録音して聞いて見るとこれもなかなか聞ける!というのでせっせとレコードをコンピュータに移し替えてさえいるというではないですか! これはいったいどういう風の吹き回しなのか?そこで彼の家を訪ねてみることにしたのです。 彼の使っているスピーカーはハイエンドのウィルソン・オーデイオです。古いジャズをメインに聴く人としては実に変わった選択です。 もともとはもっと新しいジャズを聞いていた時に購入したものなので、そこに時差があるとのことです。 まず最初にCDをDSDではなくWAVでハードデイスクに落としたものから聞かせてもらいます。 ソースはオーデイオショーなどで使われるという日本の女性シンガーのもの、どこのショーでもかかる有名なイーグルスのライブ、などいわゆるオーデイオマニアが音を自慢するときによくかけるようなものです。 (本文とは関係ありませんが、下の写真はちょっと見ると白い花に見えますが、実は一部の葉が白くなっているのです。半分化粧しているからか?半夏生(はんけしょう)という名前だそうです。) アンプはデジタルアンプのSD-05です。こういう現代の録音の良いものを聞くと、さすがハイエンドというようなレンジの広い音がします。 低音から高音まで細部まですきの無いみっちりと詰まった輝くようなカチッとした現代的な音です。 特に印象的なのがウィルソンのスピーカーから出る凄みのある低音で、こういうずっしりとした低音の響きは、我が家の古いタンノイからは望むべきものではないもので全くの別物といっていいでしょう。 さてkさんのコンピューターオーデイオはどうなっているのでしょう。 この音源もノートパソコンの画面を操作して出しているのでCDからハードデイスクに落としたものです。とはいえDSDで落としたものではないそうです。 ざっと見渡すとコルグ製のDSDで録音できるアンプのように見えるものだけはオーデイオ製品らしい外見ですが、手元の液晶表示の下にはハードデイスクが3台おかれ、デジタルアンプのSD05に繋がれているのは基盤のように見えるもの、さらにそこから隣の部屋にもつながっていてそこにもハードデイスクと基盤のようなものがつながっています。これはハードデイスクの音がうるさいので隣の部屋に置いているためだそうです。 どう見てもオーデイオ製品のように見えない物ばかりで、この基盤のように見えるものはコンピューターのようなもの、そこにDAコンバーターとかDDコンバーターが入っているそうです。 全容の説明を聞いても僕には皆目理解できません。 代わりにといってはなんですが彼のブログから以下に説明の一部を抜粋しておきます。 もしも詳しいことを知りたい方がいましたらソネットブログの彼のブログ青い手帳を参照ください。 http://watt3pappy2.blog.so-net.ne.jp (以下その一部抜粋) ubuntuにsambaをインストールして動かす。これでDSDのデータの入った3TBのハードディスクもNASで認識できる。 Raspberry piのGPIO出力からI2S信号を出力すれば、鮮度が良い音を得ることができるらしい。 I2Sインターフェース からDACを経由してRCA出力するモジュールを入手。SD05のアナログ入力に接続して音出ししてみた。 予想していた通り、アナログに匹敵するような音が出てきた。 というわけですが、何のことか僕には皆目わかりません! 機材の説明はお手上げですが、この基盤のようなものは1万円以内で買えるそうなので、知識さえあればコンピューターオーデイオは随分とコスパが高そうです。 こういう製品がどんどん出てくると、高くて手が出ないような高級機材ばかりの最近のオーデイオの世界が、もっと身近になってくるような予感がしたのでした。 とはいえこういう廉価な製品はもともとニーズの少ないオーデイオの世界では利益が少ないと敬遠され、広く世の中に出ることはなく、ごく一部の人たちだけが楽しむというニッチな製品で終わってしまう可能性も大です。 この世の中、ほとんどは市場原理で動いているのです、もったいなことではあります。 (下の写真の真ん中にあるのがSDー05で、その下にあるのがマークレビンソンのパワーアンプです。熱を持つので夏は暑くて大変だそうです。現在故障中とのこと。 そういえば、別の知人も同じパワーアンプを持っていましたが暑いのと、故障が多いので手放してしまいました。なんせ古いレビンソンは修理代が高くて大変だそうです。) さて録音の良いオーデイオショーでつかうような音源はいかにもそれらしく良い音で鳴る事はわかりました。それでは彼が聞いている昔のジャズは果たしてどんな風に鳴るのでしょうか? (その2に続きます・・それにしても室内の写真は僕のガラ携ではよく写りません・ピンボケばかりでご勘弁を!ちなみに一番最初の写真は壁に反射する夕暮れ時の光です!)
by omoshiro-zukin
| 2017-06-22 07:26
| おもしろオーデイオ
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Comments(2)
こんばんは。ハンゲショウという植物みたいです。今テレビのニュースで見ました。
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Commented
by
omoshiro-zukin at 2017-06-24 08:38
> syozoさん
ありがとうございます。 そうなんですよね。半夏生という名前で有名なんですね。こんなの知らないのと笑われました!半分化粧しているように見えるというのもその由来らしいです。ブログの方も訂正しておました。
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