三渓園は楽しいところだということ、原三渓さんがすごい人だということに、今頃になって気が付いたのですが・・ちと遅い。。 |
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2017年 07月 06日
初めて三渓園に行ったのは、たぶん高校1年生の頃ではないだろうか?
ずいぶんとむかしの事ではあります。さすがにその頃には三渓園の前の海は埋め立てられてなくなっていましたが、(友達は昔泳いだことがあると言っていました)まだそこには工場などが建っておらず、なにもない茫洋とした土地が広がっていました。 初めて自分のカメラを買ってもらい、喜びいさんで写真を撮りに行ったのが、なぜか初めての三渓園でした。 もちろんまだ白黒フイルム全盛の時代です。なぜ三渓園に行ったのか理由は不明です。 そのカメラはニコンの最廉価版でニコレックスというもので、値段は安いながらも機能は一眼レフだったとおもいます。 シャッタースピードと絞りの組み合わせが適正かどうかメーターで確認できるという便利な機能がついていました。 その後古いニコンのこれまた下位モデルですがニコマートという、これは本格的一眼レフのおさがりをいただきましたが、これは露出を合わせるメーターなどついていない、まったくの手動でしたから完璧に使いこなすことが出来ないままでした。 その頃までは、ある程度カメラに興味を持っていたのでしょうが、なんせ当時はデジカメではないのでフィルム代も現像代もかさみます。 かといって自分で現像するほど凝り性ではないので趣味まで発展することなく、いつしか忘れられていました。 その後カメラを購入したのは、ずいぶんと後の事、会社に入ってしばらくしてからのリコーのGR-1(フィルム)だけでした。 このカメラにはずいぶん手こずりました。どうしても自分の思っているように映ってくれないのです。 どうしてこんなに上手く取れないのだらうと自分の才能と腕に見切りをつけて、すっかり写真から興味を失ってしまいました。 それがなんだか自分でも上手く撮れるじゃないと初めて思わせてくれたのが携帯についていたのメラでした。どういう訳か、これで取るとGR-1では上手く撮れなかった夕暮れの空など実にいい色あいで撮れるのです。 もしこの携帯と会わなければ写真など撮ることはなかったでしょう。 これはしめた、自分でも結構見られる写真が撮れるじゃないかと思いFBに投稿してみると意外にも褒めてくれる人がいるのです。 そこで調子に乗ってブログなどにも写真を載せるようになったわけです。 というわけでこのブログの写真のほとんどは携帯で撮ったものです。 その前にも記録用として安価なデジタルカメラは持っていたのですが、この携帯付属のカメラほうが数倍気に入った写真を撮ることができたのも不思議なことでした。 ともあれその時、わざわざバスに乗って写真を撮りに三渓園まで行ったのですから、そこには何か写すべきものがあったに違いありません。しかしその後つい数年前まで三渓園に足を踏み入れたことは無かったのです。 三渓園にちょくちょく行くようになったのはここ数年のことです。 なにかの機会に行ってみると覚えていたよりもずっと良い場所だというのがわかり、すぐに回数券など購入してその後はかなり頻繁に訪れるようになりました。 三渓園というはその名前のとおり原三渓さんが作った自宅の庭です。すごいですね昔の人は!とつくづく思います。 東京に残っている多くの庭園のように大名や貴族が作ったのではなく、民間人が力(財力)を持つことが出来るようになった明治時代に生糸が生んだ財で作られたものです。 近頃でも株などで億万長者になる人が沢山いるようですが、その財力を芸術方面に発揮する人はとんと少なくなったようです。 原三渓はお金もありましたが、それだけでなくその教養と眼力の確かさは現代の世には求むべきもないほど優れていたのです。 今回の写真は珍しくもすべて本文とマッチしていて、三渓園の写真です。 (ながくなったので次回に続きます)
by omoshiro-zukin
| 2017-07-06 16:30
| おもしろ美術
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