思えばシアトルにも結構遊びに行きました。シアトルからフェリーで島めぐり。 |
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2017年 09月 15日
アメリカの西海岸と聞いて、すぐ思い浮かべるのはまずロスアンゼルスやサンフランシスコとその周辺、すこし範囲を広げてもせいぜいカリフォルニア州という人が多いかもしれません。そこいくと少し北にあがったオレゴンとかワシントン州は観光の目的地としてはあまり人気がないようです。
なぜか一時期シアトルが好きで何度も行ったことがあります。 (残念ながらその頃デジカメはなかったので今回の写真もまた内容とは関係のない横浜の三渓園のものになっています。あしからず。最近よく行くようになった三渓園はなかなか良い場所です。) シアトル・タコマ空港を出てフリーウエイをしばらく走るといくつかの高層ビルが視界に飛び込んできます。ここがシアトルのダウンタウンです。この感じは成田空港から高速を走って幕張まで来たときの風景ととても良く似ています。 日本に初めてきたアメリカ人が成田からバスにのり幕張のビル群をみたときここが東京のダウンタウンかと勘違いするのではと、ここを通るたびに思います。まさかここからさらに1時間近くも走らないと東京につかないなんて想像もつかないことでしょう。 シアトルは日本ではそれほど馴染のある街ではないかもしれません。高層ビルがあるのもダウンタウンの周辺だけで東京を見慣れた目で見ると実にこじんまりとした街です。 実際に海と湖のある、わりとこじんまりとした美しい街なのですが、実はここから始まって発展した世界的企業が実に沢山あるのです。 身近なところでは全米中でこの街だけで一般的に飲まれていたカフェラテを世界に広めたスターバックス、コンピューターのマイクロソフト、デパートでは一時全米一となったノルド・ストローム、ダウンジャケットを初めて作ったエデイ・バウアー、航空機業界の雄、ボーイング、さらにはあのアマゾンもシアトルが発祥の地なのですからすごいものです。 とそんな事が理由でシアトルに行っていたわけではありません! シアトルは都会でありながら、そこから車で1時間も走ると大自然のまっただ中、港から船に乗ればこちらも手つかずの自然の残った島が沢山あるというお手軽にアウトドア―を楽しむ僕のようなぐうたらな自然好きには絶好の場所だからです。 マウント・レーニエの麓まで車で走れば素敵な散歩道を歩くことができますし、郊外には沢山の湖やキャンプサイト、リンゴ園などもあり、ドライブに散策にと本格的な山歩きの人でなくとも手軽に自然を楽しむことが出来ます。 アメリカの国立公園や州立公園などの良いところは、どこも道や施設が良く整備されていて車で簡単に行けることなのです。 シアトルからカナダのヴィクトリアまでの海には無数の島が点在しています。ここをワシントンステートフェリーが結んでいます。(そういえばヴィクトリアにも行ったことがありますが、公園のような綺麗な町でした) このフェリーに乗って近くの島のゴルフリゾートに泊まって、ゴルフをしたこともありますし、サンファン諸島と呼ばれる島々を巡ったこともあります。 半島に囲まれた内海を航海するので外海を通る久里浜、金谷フェリーのように揺れることはありません。 島影を見ながらおだやかな海を滑るように走るステートフェリーはとても快適です。 このステートフェリーに乗ると必ず食べるのがクラムチャウダーです。 紙でできた容器に入ったあつあつのクラムチャウダーは海の風を浴びながら食べるととても美味しいのです、このフェリーのことを思い出すとかならずクラムチャウダーの事も思い出してしまいます。 サンファン島に渡るフエリーはシアトル市内からは出ておらず、北へ向かって1時間程度走ったアナコルテスという小さな町から出ます。途中鬱蒼とした森から海がちらほら顔を出しますが、実はこのあたりに米海軍の原子力潜水艦の基地があるそうです。 フェリーの発着所、(といってもただの広場で一軒の店さえありません)に着いてみると次の船は満員でその1時間後の便にしか乗れないことがわかりました。 そんな事態になっても取り残された数台の車は慌てず騒がず悠々と待っています。なんといってもそこにはお茶を買うお店さえも一軒もないのです! その中の一台のピックアップトラックの荷台に一匹の犬が乗っていたのですが、その犬のおりこうなこと、荷台から飛び降りたりもせずにひたすらじっと1時間荷台で待っていたのです。 同じような場面は島のレストランで夕食を食べたときも見ました。レストランの前に繋がれていた一匹の犬がじっと大人しく飼い主の帰りを待っていました。 なるほどアメリカの犬はしつけが良く出来ていると思ったのですが、こういうどうでもよいような事ばかり良く覚えているものです。 僕が泊まったのはフェリーの終点、サンファン島に2度ほど、途中のオーカス島に一度です。といっても十数年前の話です。 サンファン島ではオルカが見られるという船に乗りましたが、残念ながら鯨には会えましたが、オルカには遭遇できませんでした。 どの島も観光地というにはあまりにもひっそりとした雰囲気で、夕方など海に沿ってドライブしているといかにも北の海の島にきたという、しみじみとした風情になります。 オルカが出没するという、これまたひっそりとした湾はいかにも野生動物が姿を現しそうな雰囲気でしたし、ここでもオルカには出会えませんでしたが、白頭鷲を見ることができました。 下の写真だけは昔撮った写真を携帯で写したものです。サンファン島はこんな雰囲気です。 サンファン島ではフライデーハーバーが一番賑やかな場所ですが、それでも数軒のレストランがあるだけです。アメリカ風の味付けでたいしたことはありませんでしたが、ここにはアメリカには珍しいパスタの専門店がありました。 アメリカではパスタはどこで食べても割高に感じられます。ほとんどメインデイッシュと同じ値段なので、それならステーキを食べたほうがずっと利口です。しかも種類が実に限られていて一番ポピュラーなのが松の実とバジルをすりつぶしたソースのジェノベーゼなのですが、これがえらくしつこい味なのです。 とはいえこれは随分むかしの話ですから現在ではそのレベルは随分と上がっていることと思います。 気が付けば最近の日本は随分とアメリカ化しています、僕がシアトルの街で初めてスポーツ専門店のREI(ここもシアトルが本店です)に行ったとき、クライミング用の壁まである大きな店内に驚いたのですが、今では同じようなクライムウオールまで備えた大きな規模のモンベルのお店をあちこちで見かけることが出来ます。 しばらくシアトルに通った後、あまり行かなくなったのは目的地がNAPAに変ったからです。 それからNAPA通いが始まりずっとシアトルにはご無沙汰しています。 もう一度ゆっくりシアトルに滞在して花の咲き乱れるマウント・レーニエを散歩したり、サンファン島でオルカを見てみたいと思うのですが・・・。
by omoshiro-zukin
| 2017-09-15 17:32
| おもしろ旅
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