感涙もののアルバム! ボブ・デイランのトリプリケート(Triplicate) |
色合いが良く出てますね。
やはり携帯でしょうか。
こういうお写真を拝見すると、
私も携帯が欲しくなります。
そうなんですよ!この携帯は夕空になるとなぜか良い色合いで撮れるので手放せません。
もともと写真を撮り始めたのも携帯があまりに綺麗に撮れたからなのです。
もともと写真が写真が趣味のハンコックさんのような腕も知識もないくせに、ブログに堂々と写真を載せているのですから厚かましいことではあります。
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2017年 09月 30日
すごいものを聞いてしまった!というのがこのボブデイランのアルバム【トリプリケート】です。
まさに涙なしには聴くことの出来ない感涙のアルバムです!
なにがすごいかと言えば、まず何も知らないで聴いたらこれがボブ・デイランが歌っているとはわからないこと、思わず【トム・ウエイツ?】かと思ってしまいます。 歌詞を愛おしむように噛みしめながら歌うボブデイランの歌は、デビュー当時のぶっきらぼうな歌い方からは想像できないほど丁寧で、じっくりと心に染みてきます。 そして次にすごいのが選曲の素晴らしさです。 ボブ・デイランは1970年に他人の曲ばかりを歌っているアルバム【セルフ ポートレート】を出しています。 これも好きなアルバムですが、こちらはアレンジも含めてアメリカフォークの原点とも言えるトラデイショナル曲を中心としたカントリー色の強いものでした。 今回はまさに心に染み入るような古いアメリカンスタンダード曲の中からデイラン自身が厳選したものです。 今回のアルバムを聞いているとその選曲へのこだわりが十分に伝わってきます。 1930年から50年代のアメリカのスタンダード曲の素晴らしさは言うまでもないことですが、ジャズはもとより、アメリカ人の歌手はロック、カントリー、などジャンルを問わずここに回帰してくるようです。 ジャズではダイアナ・クラール、ジェーン・モンハイト、ノラ・ジョーンズなどが昔のスタンダードジャズに回帰したアルバムを出したり、ジャズ以外でもカーリー・サイモン、リンダ・ロンシュタット、ロッド・スチャート、などもスタンダード集を出しています。 カントリーの分野ではウイリーネルソンやケニーロジャースがスタンダードを歌っており、特にウイリーなど、もはやカントリー歌手と思えないほどこの分野で活躍しています。僕の大好きなアルバム(スターダスト)や(アメリカの歌)もその一つです。 そしてもう一つすごいのが編曲と伴奏、それに加えて録音です。 ボブデイランほどのビッグネームならフルバンドを揃えて大がかりな伴奏をつけることもできたでしょうが、それをあえて小編成にしてあまり目立たない、しかし実にうまい演奏でボブデイランの歌をしっかりとサポートしています。 この伴奏は実に渋くて素晴らしい、このサウンドを作ったデイランの目的はたぶん【歌の良さを引き出すこと】なのですが、それが十分に達成されていると思います。 またこのアルバムの録音はバラバラなテイクを後で重ねていく現代の録音方法ではなくスタジオで生演奏をしての録音です。 そのため音楽に親密なムードが漂っているだけでなく、残響もまた自然で気持ちが良いのです。 録音エンジニアはあのアル・シュミットです。聴きやすいのも当然ですね。 前述のウィリーの(アメリカの歌)もそうですが他にもメロデイ・ガルドーの、ダイアナ・クラール、ジェーン・モンハイトなど馴染みの歌手のアルバムも手がています。 さて今回のアルバム【トリプリケート】はなんとなく不思議なアルバムでもあります。 不思議というより実はものすごく意図的に凝っていて、その凝り方が尋常ではないので不思議に感じると言ったほうが良いでしょう。 まず第一に不思議なのはジャケット、(Triplicate)という70年代ロックバンド風の字体でかかれたタイトル文字だけで、実にそっけないのです。このそっけないデザインはなぜ? そしてライナーノーツに書かれているのは単に曲名だけで、普通は記されている作曲者、作詞者などの名前が一切書かれていないのです。これは多分意図的なものなのでしょう? 見開きのぺージにはタキシードに蝶ネクタイのボブデイランのポートレートが、これはフランクシナトラへのオマージュ?、そしてこのアルバムは3枚組なので、ものすごい時間を要する大作かと言うとそうではないのです。 昔のレコードのようなデザインのCD3枚は意図的にどれも32分間という同じ時間内に収められています。合計で96分ですから2枚組のCDでも十分収まるはずです。(ちょうど32分というのも意味深ですけど?) このアルバムを3枚にわけたのは【人が気持ちよく集中して音楽を聞ける時間は、昔LPレコードの片面の時間】だからと言うデイランのこだわりだったのです。 片面15分というのが、だいたいのLPレコードの時間なのです。 なるほど昔のジャズ喫茶では片面づつレコードを聞いて交換していたので聞いている人もちょうど良かったのですが、CDになってからは同じアルバムが1時間くらいもかかるので飽きてしまうと言う話を思い出します。 (長くなったので次回に続きます)
by omoshiro-zukin
| 2017-09-30 08:14
| おもしろ音楽
|
Comments(2)
Commented
by
ハンコック
at 2017-10-04 12:37
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二枚目のお写真、最近の夕焼けの
色合いが良く出てますね。 やはり携帯でしょうか。 こういうお写真を拝見すると、 私も携帯が欲しくなります。
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Commented
by
omoshiro-zukin at 2017-10-04 20:27
> ハンコックさん
そうなんですよ!この携帯は夕空になるとなぜか良い色合いで撮れるので手放せません。 もともと写真を撮り始めたのも携帯があまりに綺麗に撮れたからなのです。 もともと写真が写真が趣味のハンコックさんのような腕も知識もないくせに、ブログに堂々と写真を載せているのですから厚かましいことではあります。
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