カントリーと演歌。 カーズ2を見て考えたこと? |
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2017年 11月 18日
音楽の好みというのは面白い物で、というより人の好みというのはそれこそ千差万別でして、(え!あの人があれを!)みたいなことがしょうっちゅうあります。 と思えば、まったく好みが違う人と思っていても、ある部分ではぴったり合ってしまったりもするのが面白いです。
とはいえ好き好きを聞いていると、人は同じものを見ながらも、実はそれぞれまったく別の物を見ているというのがよく解ります。 先日カーズ2を見直していまして、この映画は子供向けとは言い切れないほどマニアックです。 ストーリーそのものが、まずマニアックで、出来が悪く見捨てられたB級車が反乱を起こすというものです。(その気持ちわかります!日野ブリスカは今どうしているでしょう?) そのB級車も実在のAMCペーサーとかAMCグレムリンとか、実際に昔日本でも見かけた車が登場したりしていて、登場する車の元は何か?という元ネタ探しまで楽しめるというマニアックさです。 こんな車雑誌を見るように面白い映画を子供に独占させるのはもったいないと、たまに見直したりしているのですが、そこでこの話の本題です。 本編が終わりその後スタッフなどの名前が出るシーンで男性歌手のこれぞカントリーみたいな曲が流れたのです。おっ!これって良い曲じゃない! 僕にとってカントリー音楽とは、誰かにとっての演歌と同じです。なぜかこれを聞くとほっとするのです。 そのかわり演歌を聞いてもまったくほっとしたりはしないのです。 かといって大のカントリーファンでしょうっちゅうカントリーミュージックを聞いているかと言うと、そんな事はまったくなく、たまにこうやって偶然出会ったりすると、【おお!懐かしいね、そこでいっぱいやろう!】みたいな感じになるのです。 僕は飲めませんが、たぶんそんな感じです。 しかし2,3杯やると、ではなくて1、2曲聞くともういいかな・・と思ってしまうのです。 演歌とカントリーはどんな曲を聞いても、コード進行や歌詞の内容が同じで、どれも同じ曲に聞こえるという共通点があります。 こぶしをたっぷり利かせて声の良さをフルに発揮する歌い方も似ています。 カントリーをアメリカの演歌だと言い切る人もいます。 たしかに両者とも庶民の音楽で上品で気取ったもので無いことは確かです。 両者とも頭に(ど)がつくと良く似合うことでもそれがわかります。ド・カントリー、ド演歌です。 そこでこの歌を歌っていたBrad Paisleyというカントリー歌手のアルバムを早速ヤフオクで早速購入して聞いて見ました。豪速球の実力派ストレートカントリーです。 ものすごく上手いのですが、どこか下品なエレキギターといい、よい声に、こぶしの効いた歌い方といい、これこそカントリーという感じです。 しかしながら、この気持ちの良さにどっぷりと浸っているうちに、どれもだんだんと同じ曲に聞こえて来ます。気持ち良いのですが少々飽きてくるのです。 そんな中で、しばらく聞いていると今までの曲とは違ったアコーステイックギターのスリーフィンガーの伴奏で、昔親しんだ曲が流れてきました。 懐かしのカーターファミリーの名曲【サニーサイド オブ ライフ】です。 人生の明るい面を見ようという、やけに健康的な曲です。 これを聞いて、やっぱり僕はオールドタイムやブルーグラスのほうが好きなのだなと思ったのです。 難しいのはこれからです。ワインを飲まない人にピノ・ノワールの赤とシャルドネの白の味の違いを説明するようなものです。(僕は飲まないのですけど!)同じワインとかカントリー音楽というくくりは出来てもカントリーとブルーグラスでは少し、というか赤ワインと白ワインほど違うのです。 とはいえブルーグラスやオールドタイムとカントリーの違いについての詳しい説明は何度も書いていると思うので、ここでははぶきますけど、興味の無い人から見ればどれも同じに思えるものが、人によってはまったくの別物に見えるという事が、ここでも明らかになるのです。 カーズ2に登場していた不人気B級車のペーサーやグレムリンだって今では専門のカークラブがあるそうです。 まさにどんなものにも価値は見いだせるのです。 くれぐれも一瞥しただけで、他人の物をくさす癖は止めようと思ったのでした。 カーズ2を見たことがきっかけで、今まで知らなかった凄腕のカントリー歌手を知った上に、こんな立派な反省まで出来るのですからアニメもバカにはできません。 それに難しい映画を見たらもっとためになるかと言うと、そうでもなさそうなのが難しいところです。
by omoshiro-zukin
| 2017-11-18 22:06
| おもしろ音楽
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