極上のエンターテーメント!小曽根真とゲイリーバートンのスペシャル・コンサート。(その1) |
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2017年 06月 15日
日本ではどうもエンターテーメントという言葉の地位が低いように感じられます。
今はお高く留まっている(ように見える)クラシック音楽だって、ましてはジャズだって本来は立派なエンターテイメントの一つだったはず。なので表題の極上のエンターテーメントというのは褒め言葉です。 なによりもプロならではの技をたっぷり楽しめたコンサートでした。 小曽根真については複雑な想いがありました。というのもまだ彼のことを良く知らない時にブルーノートでたまたま彼のライブをみたのですが、その時の印象があまりにひどかったからです。 はい一丁上がり!みたいなお手軽で、鼻歌混じりのような気の無い演奏で腹がたったほどです。 ところがたまたま僕が車を運転する時間にラジオで彼がパーソナリテイのJAZZ番組をやっていて、それを聞いているうちに、なかなか面白いやつだ、とその気さくなトークにすっかりその番組のファンになってしまったのです。(ということは本人のファンにも?) とはいえ最初の出会いの後遺症があるので、わざわざコンサートやライブに出かけようとまでは思いませんでした。 それが少々変わったのは昨年のゴンザロ・ルバルカバのコンサートの時、彼が客席からステージに上がってルバルカバと演奏するのを聞いてからです。 それは実に達者で心躍るような演奏だったのです。 今回のコンサートに行こうと思ったのにはさらに伏線があります。 その一つが先日【多分こういうのは気にいると思うけど】と教えたもらったCDです。 モダンジャズクアルテット(MJQ)とスイングル・シンガーズが共演している(バンドーム)という1996年のアルバムでした。 MJQは名盤のジャンゴ、コンコルド、ラストコンサートあたりは僕も持っているのですが、最近はほとんど聞いたことがありません。 このアルバムは初めて聞きましたがなるほどクラシックぽい雰囲気のあるこのアルバムはなかなか良いのです。 そして何より懐かしく感じたのが余韻を残して柔らかく響くビブラフォーンの音色でした。 そしてその時、久々にビブラフォーンを聞いてみたいなと思ったのです。 振り返って見ればビブラフォーンを聞いたのはだいぶ前、横浜のライブハウスでピアノのジェフリー・キーザーと名前を忘れましたが白人のビブラフォーン奏者とのデユオライブでした。 米国で聞いた時のジェフリーキーザーの演奏がよかったので来日すると言うので期待して行ってみたのです。 ところがこのビブラフォーンがひどくて、そのためかどうかジェフのピアノにもきらめきが感じられず、なんとも低調なライブだったと言う記憶があります。 それ以来の久々の生のヴィブラホーンを聞く事になります。 もう一つのきっかけは先日、シューベルトの歌曲を聞きに県立音楽堂に行った時、たまたま見たパンフレットがこの「小曽根真とゲイリーバートンのスペシャル・コンサート」だったのです。 会場は音も雰囲気も良いひいきの県立音楽堂ですから文句はありません。 ヴィブラフォーンは名手ゲイリーバートン、しかも引退公演とのことです。もともとはジュリアード音楽院で小曽根が師匠とあがめた人です。 小曽根だって以前聞いたやる気のないライブとはちがい、今回は気合いを入れて一生懸命やってくれるはずなので大いに期待が持てます。 何と言ってももともとテクニックのあるピアニストなのです。面白そうなコンサートになりそうな予感がします! これは行かなくてはと思い、その場でチケットを購入したのです。 その時にはすでにチケットも残り少ない状態だったので、その人気ぶりがわかりました。 県立音楽堂のロビーはいつもより混雑しているように感じます。 面白いのは客層がクラシックとちがい随分と若返っていることです。女性が多いのもいつもと違います。 クラシックの特に女流ヴァイオリニストの公演など、ほとんど老年の男性ばかりで一種異様な雰囲気さえ感じてしまいます?(自分の事はたなにあげて!) 会場に入って見るとステージ全体がいままで見たことのないような派手なライテイングで覆われています。 その派手な模様のなかには二人の名前がくっきりと浮かびあがり、その華やかさは、まるでいつもの音楽堂の雰囲気とは違うのです。 (長くなったのでその2へ続きます) ■
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by omoshiro-zukin
| 2017-06-15 20:34
| おもしろ音楽
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