【LEE】のホワイトジーンズにまつわる話。 |
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2018年 07月 04日
僕が大学生のころ、夏だろうが冬だろうが、毎日のように履いていたのが【LEE】のホワイトジーンズでした。
1960年代の後半ころの話しです。 その頃は、そのLEEのホワイトジーンズがとても気に入っていて、季節に関わらず1年中はいていました。 LEEは正統派なので、当時はブーツカットしかありません。 長さを合わせると同時にスリムタイプに裾を詰めてもらっていました。 その頃はジーンズのスタイルも種類も今のように多くはなく、ブルージーンズも細く詰めてもらってから履いている人も多かったようです。 昔はアメリカでもそうだったようで、店で長さををつめたりしていたのを、そんなことをしなくても良いようにと、沢山の種類やサイズのジーンズを店に置くことによって成功したのがGAPだったそうです。 その頃のLEEのホワイトジーンズは目の細かいちょっと光沢のあるような生地だったのですが、買おうと思っても、最近は同じものを見つけることが出来ません。もうすこし目の粗い生地のものしかないのです。 数年間に同じ生地のものがトゥマロー・ランドとLEEのコラボで出ていました。 僕にとっては結構な値段だったので、まごまごしている内に、すぐ店頭から消えてしまいました。 それ以来この生地のホワイトジーンズを店頭で目にしたことがありません。 あの時に買っておけば良かったと思っても遅い、昔と同じ製品というのは意外とありそうで無いものなのです。 先日湘南にある、自由な校風で知られていた私立学校を卒業した、逗子のMさんと話していて驚いたことがあります。 この学校はお金持ちの御曹司もおおく、有名なところでは当時高級ホテルの代名詞のような、某ホテルチェーンの息子などが在籍しており、冬のスキー学校は、なんとその有名ホテルだというのを聞いて驚いたことがあります。 その学校はそこいらへんの普通の商店の子供と、大金持ちの子供が入り混じっていたそうです。 彼が一度友達の家に遊びに行くので、鵠沼の駅で待ち合わせをしたら、そこに車と制服に身を固めた運転手が迎えに来ていて、驚いたこともあるそうです。 彼は僕とまったく同年代なのですが、その彼の高校時代の話しです。 その学校では、お洒落なやつらは学校の体育の時間に、なんとLEEのホワイトジーンズをちょん切って短パンにして履いていたというのです。 この学校は制服が無いのですが、体育の時間も服装のきまりは無く、お洒落な女子はブルージーンズを切って短パンにし、サイドにはチャックを付けるというお洒落ぶりだったそうです。 男子もそれに対抗してホワイトジーンズを短パンにしていたというのです。 1860年代の半ばのことです、なんと進んでいたのでしょう! その数年後に大学に入った僕が、随分とお洒落しているつもりで履いていたLEEのホワイトジーンズ(当時でも6~7000円していたと思います?)を、すでに高校生の時に、しかもそれをちょん切って体育の時間にはいていたとは、なんとも豪勢ではありませんか。 お洒落と言うのは先取りすることらしく、それが流行になった時は、もはやそれはお洒落ではないと言います。 そういえばミニスカートとかハイソックスがまだ流行る前の時代、すでに横浜の山手のアメリカンスクールの女子高生たちが、短いスカートにハイソックスを履いていたのを、同じ高校生だった僕たちがまぶしい目で見ていたのを思い出します。 その後にVANとかIVYルックが大流行するのです。VANに対抗してJUNもありました。 ちょうどこの頃から男性ファッションのマーケットが世の中に登場してきたのです。 男性のための化粧品というのが大々的に世の中に出てきたのもこの頃だったと思います。 ポマードしかなかった時代に、銀と黒のチェッカー模様のパッケージで登場した男性整髪料、MG5などは、驚きを持って迎えられたものです。 このMG5はいまだに黒と銀の市松模様という同じデザインで製造販売されているのですね! 昔と同じ製品はありそうでないものと、書きましたが、こうやって残っているものもあるのですね。驚きです。 もしかしたら昔と同じ生地のLEEのホワイトジーンズだってあるのかもしれません。 とはいえもし見つけたとしても、薄くなった頭に、もはやMG5が必要ないように、今ではあの頃のように颯爽とホワイトジーンズを履きこなすのは難しいようです。 しかたがないですが、少々残念に思うこのごろです。
by omoshiro-zukin
| 2018-07-04 08:45
| おもしろ旅
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