再び、女性歌手が歌うシューベルトの歌曲を聞いて見る。ルプーの伴奏が素敵なバーバラ・ヘンドリックスのアルバム。 |
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2018年 07月 08日
シューベルトの歌曲というのは、クラシック音楽の愛好家にとっても、どちらかというと渋めのものかも知れません?
なんといってもきわめてロマンチックな上に、かなり暗めだからです。 沈鬱な雰囲気に溢れている、といってもいいでしょうか?。 とはいえ、先日も書きましたが、調べてみると、、バーバラ・ボニー、ルネ・フレミング、ナタリー・シュトゥツマン、ジャネット・ベイカー、クリスタ・ルードリッヒ、フォン・オッター、カリタ・マッテラ、杉村美穂子、などなどと女性歌手が歌ったシューベルト歌曲を随分と持っていたのです! さらには、インターネットを利用して歌詞の日本語役などをプリントアウトしていたりしているのを見つけて、なんだかんだと言いながらも、結構好きだったんですね! 先日もう一度レコードの棚を見ていたら、ヤノビッツの歌うシューベルトの歌曲集のアルバムを持っていたのを見つけました。 さらにCDでもルチア・ポップの歌ったシューベルトの歌曲が入っているアルバムまで見つけてしまいました。 ヤノビッツはカラヤンのお気に入りの歌手ですが、あまりシューベルトのイメージはなかったのですが、こんなアルバムを持っていたなんてまったく忘れていました。 ルチア・ポップは好きな歌手なのでいろんなアルバムを持っているので忘れていましたが、これはBBCレーベルのライブ録音で、とっても生々しい音がするアルバムです。 得意なリヒャルト・シュトラウスをはじめ、珍しいシェーンベルグの歌曲やドボルザークの歌曲も入っています。 このライブアルバムでのシューベルトの歌曲は、私の心に(D860)、泉のほとりの若者、(D300)、D368、孤独な男(D800)など、それほどポピュラーではない曲を歌っています。 当然ながらルチア・ポップは言うまでもなく、ヤノビッツも素晴らしいのです。 ともにシューベルトが得意な歌手とは思えませんが、さすがに聞かせてくれます。 やっぱり昔の有名な歌手は、皆上手だな、と思わずにはいられません。 情けないのは、こんなに沢山種類をもっているくせに、誰が歌っているアルバムが一番好きなのかいまだわからないことです。 バイオリン・ソナタなどは結構好き嫌いがあるのですが、ことシューベルトの歌曲となると、どれを聴いても良く感じてしまいます。 これは、それほど聞き込んでいない証拠なのだと思います。 これだけ持っているのですから、持っているものだけでも、もっと真面目に聞き込んでみようと思った矢先に、見つけたのがバーバラ・ヘンドリックスの歌うアルバムでした。 これ以上女性歌手のシューベルトのアルバムはいらないと思っていたのですが、伴奏を見るとルプーだったのです。 ルプーはルーマニア出身の割と地味な?ピアニストです。なぜか僕はこのピアニストが好きなのです。 彼とシモン・ゴールドベルグが演奏しているシューベルトのヴァイオリン・ソナタは大の愛聴盤ですし、彼の弾くシューベルトのピアノ曲のアルバムも5,6枚持っています。 ルプーの弾くシューベルトは僕にはとてもしっくりと聞こえるのです。 ピアノのソロ曲を苦手にしている僕にしては珍しいことです。 その好きなルプーの伴奏というのですから、これは聞かずにはいられません。 バーバラ・ヘンドリックスは初めて聞ききますが、アメリカのリリック・ソプラノ歌手です。 アメリカの歌手と、地味めなルーマニアのピアニスト、意外な組み合わせです。 彼女はクラシック以外にもジャズとか黒人霊歌のアルバムを出しています。 ジャズというので僕の知っている同じ名前、ランバート、ヘンドリックス&ロスというグループを思い出してしまいましたが、このグループではロスが女性(アーニーロス)で別人でした。 随分と凝った演奏をするコーラスグループだったと言う覚えがあります。 このアルバムは歌も良かったですが、やっぱりルプーのピアノ伴奏にはぐぐっときます。 どこが好きかといわれると困るのですが、たぶん僕は流麗、華麗に弾くピアニストより、どこか、ごつごつとして、素朴な感じのするピアニストのほうが好きだからかも知れません? もう一つ考えられるのがピアノの音色です。正確にいうと録音されたピアノの音です。 というのも最新録音のピアノのアルバムを聞くと、どうも音が派手すぎて苦手に感じてしまいちょっと苦手なのですが、これがルプーのアルバムの録音だとちょうど良い塩梅に聞こえるからです。 そんなこともあり、またまたルプーのシューベルトのピアノ曲のアルバムなど引っ張りして聞いたりしています。 こんなことしていると手持ちのものだけでも、聞くものがどんどんと溜まってしまうので大変です。 シューベルトの曲が好きで、まだルプーを聞いたことがない人はぜひ聞いてみてもらいたいと思ったのでした。 それにしてシュ―ベルトの歌曲は随分と沢山の女性歌手が歌っています。どうしても歌いたくなるような魅力を持っているからでしょう。
by omoshiro-zukin
| 2018-07-08 21:51
| おもしろ音楽
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