ハイエンド機器で昔のジャズを聞くという楽しみ?ウイルソン オーデイオでオリジナルLPを聴く。 |
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2018年 10月 12日
Kさんのお宅に訪問するのは、半年ぶりになりますが、今回は99%はクラシックしか聞かないというBTさんも一緒です。
BTさんは前日にポリーニのコンサートに行ったばかりです。 確かその前にはピリッシュにも行っていたようですが、なんせ小学校のときにミケランジェリを聞きに行っているくらい年季の入ったピアノ曲好きです。 その感想を聞くと、前回のときは相当ひどかったが、今回の前半のシューマンは素晴らしかったそうです。 しかし後半のショパンとなるとがっかりで、後半まで体力が持たなかったのかな?と言っていました。 次回のピアノのコンサートはイーヴォ・ポゴレリチのチケットを買っているそうですが、こちらも最近はあまり期待していないそうです。 弾いているうちにテンポが極端に遅くなったり、(あまりの遅さに途中で帰ってしまう人もいるほどだそうです!)、コンサートの始まる前に会場に入ると、ステージの上でラフな服装でピアノをかき鳴らしていたりと、その変人ぶりはどんどんと進んでいるようで、次回の演奏会もどうなることやら・・だそうです。 それならチケットを買わなければ良いのに、と言ったら【なんせ初来日のときから、もう40年近くも聞き続けているという大ファンなので、いまさらパスすることができない】そうです。 いやはやファンになるというのも大変なものです。 今回偶然にもKさんが最初にダウンロードしたものを聞かせてくれたのが、BTさんが何度もコンサートに通っている、ピリッシュとこのポゴレリチ、そしてレコードで聞かせてくれたアルゲリッチでした。 BTさんはこの3人が来日した時は、ほとんど聞きに行っているという大ファンのようです。 【Kさんの装置は、さすがにこの3人の音色や弾き方の違いを明確に表現してくれます】とはBTさんの感想です。 特にレコードのアルゲリッチのピアノにはとても良い印象を受けたようです。 僕は正直いいますと、違っているのはわかりますが、何がどう違うのかを言葉で表現できるほどの能力を持ち合わせていないのが残念! ピアノのソロ曲はもっと聴き込んでいきたいと思っているのですが・・。 さてその後は本流のジャズです。 ダウンロードしたソフトでホレス・シルバーの(Blowin’ the Blues Away)を聞いたのですが、以前聞かせてもらったときよりも数段とレベルが上がったように聞こえます。 この理由は前回は無かった、Oさんが作った凝った左右モノラル仕様のDAコンバーターが相当効いているのではと思います。 このホレス・シルバーのアルバムは以前ここでレコードを聞かせてもらって気に入り、CDの中では音が良いとされる、ヴァン・ゲルダーのリマスター盤を購入したのですが、我が家で聞くと、その良さが数十分の一も出なかったアルバムです。 ところがここではそれが、とても朗々とエネルギッシュに鳴るではないですか! これだったらCDでも十分ではないか?と思ったのですが、レコードに変わるとやっぱり雰囲気が一変します。 なにか実在感というか、生々しさというか、そういうものが増すように感じられるのです。 今回始めて聞かせてもらうエラックのプレヤーにバリレロのモノラル針をつけたもので聞くと、時代がぐぐっと過去に遡って行くのが 感じられます。 このハイエンド(ちょっと前のですけど)機材でこんなに暖かく古めかしい音を出すのですから、やることが大胆です。 高性能なポルシェで、ゆっくり町中を流すようなものですが、ポルシェは乗って10メートル走ればその良さがわかるそうです。 Kさんの音もそんな10メートル乗っただけで良さがわかるような余裕の音でした。 しかもそれはコンピューターの塊のような現代のポルシェではなく、昔のポルシェのような肌身に感じられるダイレクト感があるものなのです。 一聴して我が家のオールドタンノイと違うのが低域の豊かさと広域の伸びです。 明らかにワイドレンジです。 とはいえ、このどこまでもワイドレンジを追求できるような機材を使って、あえてそれを、そこそこの範囲でとどめてるのはさすがです? Kさんの装置は古い録音のジャズだけが持つ、独特のエネルギーや雰囲気を、しっかり再現しているのでした。 (続きます。今回の写真は横浜根岸の森林公園です。日本で一番最初にできた競馬場の跡地です)
by omoshiro-zukin
| 2018-10-12 07:54
| おもしろオーデイオ
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