横須賀美術館に行って【クロード・ヴィアラ】や『ルイ・カーヌ』に出会って嬉しかったこと!(その2) |
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2018年 10月 24日
今回の展覧会の収穫はもう一つありました。 それは所蔵品展で、こちらも点数がおおく、見ごたえのあるものでした。 最近興味の湧いている日本画でも、今村紫紅、前田青邨、横山大観、奥村土牛、川端龍子などなど、馴染みのある作家の作品を見ることが出来たのも嬉しい事でした。 (と言いつつ、下は再びクロード・ヴィアラの作品です。) そして所蔵品展での一番の驚きは、【浅井 閑右衛門】という画家の、主に1930年代の作品でした。 初めて名前を知った画家です。(すみません、あまり知識がないもので!) 一時横須賀に住んでいたことがあり、地元にゆかりの作家として一室が設けられ、かなりたくさんの作品が展示されていました。 古風な名前から想像する古臭いタイプの絵かと思うと、今回の企画展よりも、もっと古い時代の絵なのに、むしろそれよりモダンに感じます。 50年台60年台の画家たちの絵が観念的で暗い色調なのに比べて、そんな束縛からとき離れているように、自由でのびのびしているように見えるのです。 (とい言いつつも、下はルイ・カーヌの作品です) ここに展示されている作品は、どちらかと言うとスケッチのような軽やかな作品が多く、色の使い方もタッチも実に爽やかです。 船の甲板を描いた作品などは明るく屈託がなく、南フランスの画家が描いたニースの風景のように見えるほど。(ほんとは日本の風景ですけど) 後で調べてみると、本来知られている【浅井 閑右衛門】の作品は、ここで展示されていた軽い雰囲気のものとは違い、もっと厚塗りで重厚なものが多いようです。 今回展示されていたのは30歳少し前ころの作品です。 【浅井 閑右衛門】として世の中に知られている絵とは趣が違うので、まだまだ彼自身の画風が定まる前だったのかもしれません。 とはいえ、今回展示されていた、どこか幸せな日々を描いたような作品を、とても好きになったのでした。 特に何を見る目的でなく行った展覧会でしたが、こんなにたくさん素晴らしいものに出会えるとは思っていませんでした。 毎回同じことを言っている気がしますが、なにごとも体験してみないとわからないとは良くいったものです。 横須賀美術館から車でたった5分ほどの走水の海岸に、まるでサーファーの家のようなレストランがあります。 実はここ、先日逗子のMさんに連れて来たもらったばかりですが、帰り道なので立ち寄ってみました。 (レストランのすぐ前に広がる海岸) 古事記に出てくるオトタチバナヒメが自らが犠牲になり海を鎮めた海岸です。 できればオトタチバナヒメを祀ってある走水神社にも立ち寄りたいところでしたが、車だとその横をさっと通り過ぎてしまいます。 ちらっと見ただけですが、ひっそりとした神社のように見えました。 ちょっと日本ではないような、ハワイとかインドネシアとか、もしくはアメリカとか、どこだか判然としないような不思議な雰囲気のレストラン(かねよ食堂)で早めの夕食をすまし、帰途についたのでした。 (下はその(かねよ食堂)の外観です)
by omoshiro-zukin
| 2018-10-24 08:53
| おもしろ美術
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