【人生ひとまかせ!】・・・聞く音楽もまた同じ! その2 |
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2019年 07月 11日
もう一人日本美術好きのBTさんにも、美術以外に音楽のことも、教えてもらうことがあります。
彼は大のピアノ好きで、しょっちゅうピアノのコンサートにはでかけているようです。 先日も水戸までアルゲリッチを聞きに行ったと言っていました。 (梅雨時の空と海) 僕はピアノのソロ曲があまり得意でないのですが、その半面モーツアルトのピアノ協奏曲は大好きで、それこそ嫌になるほど聞いています。 それでもジャズのピアノソロは結構好きなので(ブラッドメルドーのエレゲイア サイクルは愛聴盤です)、最近は結構クラシックのピアノ曲を聞く機会も増えました。(もっぱらモーツアルトのピアノソナタが多いのですけど) そんなBTさんが贔屓にしているのがアレクセイ・リュビーモフというピアニストです。 (下はIさんの持っているレコード カートリッジのコレクション、これでも一部です!) BTさんによるとこのリュビーモフさん、相当な変わり者で、コンサートの時にも開演まえにラフなシャツ姿で一人でピアノを弾いていたりすることもあるそうです。 (もしかすると僕の勘違いで別の人かも?) ともあれ僕も一度聞いて見たいと思ったので、今度来日した時は教えてね、と言っておいたところ先日メールが届きました。 この9月に東京でコンサートがあるそうで、2,3日前にチケットを購入したとのこと。 早速僕も、チケットを買おうと調べてみると、なんと、すでに売り切れでした。 (Iさん宅の美しい日本間、Iさんのお宅はどのお部屋も隅々まで美意識が滲み透っています。アンプなどのオーデイオ装置を家具の中に隠すというのもその表れです。) BTさんによれば、いつも小さいホールでやるので、そこそこ人は入るけど、発売数日で、すでに売り切れという事態は今まで無かったそうです。(実は一日で売り切れていたそうです) 今回は引退を発表したので、その影響だろうということでした。残念。 僕が現在もっているリュビーモフのCDは2枚だけで、そのうち一枚はECMから出ているものです。 日語本タイトルはエレジー・フォーピアノ(Der Bote)というもの。 CPE バッハ、ジョン・ケージ、リスト、ショパン、ドビッシー、などバロックから現代音楽まで、ECM好みの曲を、透明感ある録音でアルバムにまとめたものです。 いかにもECMと言う普通のクラシックのアルバムとはちょっと違った雰囲気なのですが、なぜか気に入り、よく聞いています。 もう一枚はモーツアルトのピアノ・ソナタですが、こちらは現代ピアノではなく、フォルテピアノによる演奏です。 こちらもフォルテピアノの軽い音色がとても心地よく聞こえます。 (梅雨どきの夕暮れ) ピアノソナタといえば先日、Iさんのところで聞かせていただいたレコードが、若い頃の内田光子のモーツアルトの330番でした。 内田光子といえば、僕が初めて聞いたモーツアルトのピアノ協奏曲が彼女のものでした。 (下はIさん宅のタンノイ grf) それをすっかり気に入って、それからすべての彼女のモーツアルトのピアノ協奏曲を集めて、さんざん聞いていました。 最近はもっぱらヘブラーばかり聞いていて、あまり彼女のピアノを聞いていなかったのですが、久々に彼女のピアノを聞くと、実にしっくりと耳に馴染むではないですか。 (飽きるほど彼女のピアノ協奏曲を聞いていたのですからあたり前?) そこですかさずIさんのところで聞かせていただいたLPと同じものを、CDで手に入れました。 もはやCDの時代でないためか、輸入盤がオークションでなんと300円、という値段で手にはいるのですから恐れ入ります! (日本での彼女の演奏会のチケットはあっという間に売り切れてしまうのですが・・・) 最近愛車のA1のオーデイオの音が良いのに気を良くして、車内蔵のハードデイスクにCDをどんどん入れて聞いています。 その車の中の再生だと、同じモーツアルトのピアノソナタが、シフの演奏のほうが穏やかで柔らかく、むしろ女性っぽく聞こえます 彼女の演奏はメリハリがはっきりしているというか、歯切れが良いというか、車で聞いていても気持ちが良いのです。 やっぱり内田光子の演奏は、とても好きだと改めて思いました。 しかし、思えばなんという乱暴な比較でしょう。 車の中という最悪の音響空間のなかで、あまりピアノの曲に詳しくない僕が、それについて語るのですから、まったくあてにはなりません。 それなのに、こんなわかったような感想を書いてしまうのですから、困ったものです。 ともあれ、こうやって様々な人のおかげで、聞く音楽の世界もまたどんどんと広がっていくのです。 まだまだクラシックの世界は広いようで、人まかせの旅もまた続きそうです。 (下は同じくIさんのお宅で聞かせていただいたレコード、このピアニストも初めて聞きました!)
by omoshiro-zukin
| 2019-07-11 09:26
| おもしろ音楽
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